ジリ貧
皆さんは「ジリ貧」という言葉をご存知でしょうか。
少しずつお金が減っていくという、焦った気持ちがにじみ出た言葉です。
今回は「ジリ貧」という言葉について詳しく解説します。

ジリ貧の意味とは
ジリ貧とは「徐々に蓄えがなくなって余裕がなくなる様子。段々と状態が悪くなる様子。」という意味です。
「ジリ貧」の「ジリ」は、「ゆっくりと少しずつ進んだり引いたりする様子」「苛立たしい気持ちがつのって落ち着かない様子」「太陽が焼けるように照り付ける様子」などの意味を持つ「じりじり」という言葉に由来します。
「ジリ貧」における「じりじり」は一つ目の意味であり、「じりじりと貧しくなる」ので「ジリ貧」です。
「ジリ貧」は第一次世界大戦以降に起こった戦後恐慌によって株価が大きく下がり、日本全体が少しずつ貧しくなっていったことから生まれた言葉です。
そのため、株価が徐々に下がっていく様子を表す言葉としても使われます。
一見するとスラングのような言葉ですが、その歴史は意外にも古いのです。
少しずつ貧乏になる「ジリ貧」に対して、一気に貧乏になることを「ドカ貧」といいます。
「ドカ」は接頭語で、勢いの激しい様子を表すオノマトペです。
第37代内閣総理大臣である米内光政は「ジリ貧を避けようとしてドカ貧にならぬよう、ご注意願いたい」という言葉を残しています。
ジリ貧の使い方・例文
- 最近細かい出費が多く、このままではジリ貧になってしまう。
- 招待に期待して買った株が、どんどんジリ貧になっていく。