掃き溜めに鶴
「掃き溜めに鶴(はきだめにつる)」という言葉をご存知でしょうか。
日常生活ではあまり用いられない言葉ですが、社会生活を送る上でこの言葉が指す状況は意外と多いため、知っておくと言葉でもあります。
ここではそんな「掃き溜めに鶴」について、意味や使い方などをご紹介していきます。
掃き溜めに鶴の意味とは
掃き溜めに鶴とは、文字通り「ゴミの集まりの中に、美しいものが混じっていること」を指します。
「塵塚(ちりづか)に鶴」などの表現も存在し、ゴミの中に鶴がいるかのような、汚い中に立つ美しいものを指す状況を意味します。
鶴という表現がされていますが、生き物に限定されず、汚い物の中に美しいものがあることを広く指します。あるいは大勢の人の仲に、一人飛びぬけて美しい人が混じっていることなど、周囲を囲む人や物と釣り合わない存在がいることを意味する言葉になります。
また、見た目のことに限らず、気高い精神や志を持っている人が、卑怯な人や心の弱い人の中に埋もれていることなども掃き溜めに鶴と表現します。
掃き溜めに鶴の類語
類語には、「泥中の蓮(でいちゅうのはす)」や「紅一点(こういってん)」などが挙げられます。
掃き溜めに鶴を使った文章・例文
- 男ばかりのむさ苦しいサークルに、可愛い女の子が入部し、一気に掃き溜めに鶴状態になった。
- 誰もが平気で改ざん行為に手を染める会社で、部長は一人正しい姿を貫いている。これもある意味掃き溜めに鶴だ。
- 掃き溜めに鶴の女上司に告白したが、釣り合わないという理由で振られてしまった。